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13巻

チェンソーマン ・ 2023-01-04

チェンソーマン 13巻

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あらすじ

チェンソーマンだとバレたくて仕方がないデンジ。監視を続ける吉田ヒロフミをものともせず、正体公開の衝動だけが膨らむ。一方、負傷したユウコの見舞いに訪れたアサ。仲を深める二人は“秘密”を告白し合い、友情の輪郭が初めてはっきりする。だが悪魔が来たりて、少女たちの絆は地獄絵図へひっくり返る。正義も優しさも武器の材料になり、日常の教室が虐殺の舞台になる——チェンソーマン第13巻。

ネタバレ

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デンジは「チェンソーマンとして認められたい」欲求を抑えきれず、吉田の監視網をかいくぐるように生活を乱す。誰かに正体を晒したい渇きは、戦う理由そのものになりかけ、公安の手綱と少年の承認欲求が正面衝突する。並行してアサは入院中のユウコを見舞い、孤独と罪悪感を言葉にし合う。二人が秘密を打ち明け、友情と呼べる関係に触れた瞬間、ユウコ側に巣くう正義の論理と悪魔の契約が暴発する。優しさで結んだ手は、武器化と自己犠牲の回路に書き換えられ、教室と街路は血の帳票になる。アサは戦争の悪魔・キガと同居したまま、親友を救えなかった後悔を次の殺意へ変換せざるを得ない。デンジの露出衝動とアサの友情崩壊は別ルートで進みながら、どちらも「普通の高校生活」を同じ速度で食い潰す。誰のための正義か、誰の目に映りたいのか——問いだけが残る。第13巻は、第二部の日常パートを一度焼いて、承認と正義が悪魔劇の燃料だと証明する転換の一冊だ。

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