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12巻
チェンソーマン ・ 2022-10-04
チェンソーマン 12巻
あらすじ
高校に馴染めず、組でも孤立する少女・三鷹アサ。ある日の惨劇のあと、彼女の身体には“戦争の悪魔”ヨルが住み着く。武器化の契約と学校生活が同じ教室で重なり、日常が一気に殺戮の予告編へ変わる。神出鬼没のチェンソーマンの行方と、世界を揺らす災厄の目的が同時に動き出す——チェンソーマン第12巻、衝撃の第二部開幕。
ネタバレ
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アサは家族を失いかけた絶望のなかで、戦争の悪魔・ヨルと同居する肉体になる。ヨルは「所有を宣言した物を武器にする」権能を持ち、アサの日常——制服、家具、人間関係——を戦材へ変換しようとする。孤立していた教室に、突然「誰かを殺して強くなる」圧力が差し込み、アサは悪魔の論理と少女の羞恥を同時に抱えて歩く。一方、第一部で姿を消したチェンソーマンの噂は街に残り、公安側の吉田ヒロフミがアサ周辺の監視線を張り始める。アサは「普通の高校生」として距離を測り直し、ヨルは「戦争の再開」として人間を駒に数える。二人の視点が一つの身体で食い違い、友情も恋も武器化の候補リストに載る。教室の空気と悪魔の契約が同じ速度で腐り始め、血の匂いが青春の前景に出る。第12巻は第二部の入口として、アサ=ヨルの二重人格契約と行方不明のチェンソーマン神話を同時に立ち上げ、血みどろの青春のルールを最初から書き換える一冊だ。