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34巻
ベルセルク ・ 2009-09-25
ベルセルク 34巻
あらすじ
世界そのものを掌中に収めんとするクシャーン大帝ガニシュカは、常軌を逸した変貌を遂げ、天を衝くほどの巨大な魔獣と化してグリフィス率いる新・鷹の団へと襲いかかる。人と使徒の軍勢が入り乱れる戦場は、もはや一国の争いを超えた次元へと引き上げられていく。グリフィスの底知れぬ意志と、ガニシュカの生への執念が正面からぶつかり合い、その激突は世界の理そのものを揺るがし始める。夢と現実、聖と魔の境界が溶けていくなか、物語は誰も見たことのない領域へと踏み込む。日本発ダークファンタジーの真骨頂がここに極まる、運命の転換点。2009年9月刊。
ネタバレ
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グリフィスはベヘリットを介した儀式にも似た力の顕現によって、巨大化したガニシュカを内側から呑み込み、決定的な一撃で葬り去る。だがその瞬間こそが真の狙いだった。ガニシュカの死を触媒に世界が大きく歪み、幻界と現実界を隔てていた壁が崩壊する。神話の獣や妖精、想像上の存在が現実に溢れ出し、グリフィスの理想郷ファルコニアが現出する布石が整う。ガッツたちの旅の意味さえ塗り替える大事変であり、シリーズ全体の転換点となる圧巻の巻。人の世が神話へと変貌する瞬間が描かれる。