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23巻
青の祓魔師 ・ 2019-04-04
青の祓魔師 23巻
あらすじ
メフィストに導かれて過去の光景を巡る燐は、これまで誰も語らなかった真実を次々と目の当たりにする。若き日の母・ユリ・エギンがどんな少女だったのか、そしてサタンという存在が本当は何であったのか。物語はついにサタンが受肉する決定的な瞬間へと迫っていく。かつてユリだけが心を通わせた小さな青い燐火——それこそがサタンの原初の姿だった。憎むべき魔神と信じてきた父の正体が揺らぎ、燐の世界観そのものが根底から書き換えられていく。
ネタバレ
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幼いユリだけが、誰にも懐かない青い炎の悪魔サタンと言葉を交わせた。孤独だった魔神は、彼女にのみ心を許し、人を理解したいと願うようになる。この巻でサタンは「絶対悪」ではなく、愛を知らずに生まれた哀しい存在として描き直される。ユリの優しさが受肉の引き金となり、悲劇の連鎖が動き出す。燐と雪男の誕生の理由も、この母とサタンの関係にすべて根ざしている。読者は父を憎めなくなり、次巻の出産と祓魔作戦がより残酷に響くよう仕込まれている。