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3巻
あかね噺 ・ 2022-10-04
あかね噺 3巻
あらすじ
ついに学生落語大会「可楽杯」が幕を開ける。予選から群を抜いたうまさで観客の視線を集める朱音は、兄弟子こぐまの助言をきっかけに、たった一つの持ちネタ「寿限無」だけで勝ち上がる戦い方を見出す。ネタの数ではなく、演じ手の解釈と工夫で勝負を挑む彼女の前に、個性豊かなライバルたちが次々と立ちはだかる。それぞれの思いと美学がぶつかり合う本格的な大会編、その熱戦の第3巻。
ネタバレ
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朱音は「寿限無」を演出や間の取り方で毎回作り替え、同じ噺でも別物に感じさせる離れ業で予選を突破していく。ライバルには古典を重んじる者、新作で攻める者などが登場し、落語観の違いが火花を散らす。こぐまの助言は「己の武器を極限まで磨け」という核心を突くもので、朱音の芸に一本の芯が通る。決勝を目前に、一生や父の記憶が改めて朱音を奮い立たせ、次巻のクライマックスへ物語が加速する。