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15巻
あかね噺 ・ 2025-02-04
あかね噺 15巻
あらすじ
独演会の開口一番を無事に務め上げ、師匠・志ぐまからねぎらいの言葉を受ける朱音。しかしそれと同時に告げられたのは、“志ぐまの芸”をめぐる、耳を疑うような衝撃の一言だった。さらに追い打ちをかけるように緊急事態が発生し、志ぐま一門は解体の危機へと追い込まれていく。動揺し混乱する朱音の前に、思いがけず現れたのは誰なのか。先代志ぐまにまつわる長年の謎をめぐって、一生と志ぐまが抱えてきた過去がいよいよ明かされていく。
ネタバレ
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志ぐまが朱音に告げるのは、自らの芸を継ぐ者を近く定めねばならないという引退にも近い重い決断で、その裏には健康と時間の限界がある。一門解体の危機を招くのは阿良川本家の圧力と後継問題であり、混乱の中に現れるのは一生だ。彼と志ぐま、そして先代志ぐまを結ぶ因縁が語られ、朱音の父・志ん太がなぜ表舞台から消えたのかという核心へ物語は踏み込む。朱音は師の芸と一門の未来を背負う覚悟を静かに固め始める。